サービス紹介

試験

まほうびん
耐衝撃性
魔法瓶を床や地面に落としたり、持ち運び時に硬いものにぶつけてしまった時のことを想定した、簡単に壊れないかどうかを確認する試験です。
  • 試験方法及び評価方法・基準

    耐衝撃性試験には「落下衝撃」と「振子衝撃」の2つがあり、下表のように魔法瓶の種類や用途によって行う試験が異なります。

    ■落下衝撃・・・
    魔法瓶に水を満量入れて蓋をし、一定の高さから硬い木板に落下させ、異常がないかを確認します。
    ■振子衝撃・・・
    下げ紐付きの携帯用魔法瓶が対象。紐の長さを40cmにして45度の位置に持ち上げ、振り子の要領で硬い木板に衝突させ、異常がないかを確認します。

    <試験項目と評価基準>

    魔法瓶の種類 用途 項目 落下高さ 評価基準
    ガラス製 卓上用 落下衝撃 10 cm 中瓶に異常がないこと。
    ステンレス鋼製 卓上用 落下衝撃 10 cm 漏れ、亀裂、破損などの使用上有害な欠点がなく、「保温効力」の試験に適合すること。
    保冷専用は「保冷効力」の試験に適合すること。
    携帯用 落下衝撃 40 cm
    振子衝撃
    (下げ紐付き)

    関連規格:JIS S 2006 まほうびん

  • 用途

    魔法瓶の品質確認