消費科学研究所
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食品表示法に対応した栄養成分分析のご案内

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2018年10月29日

1.加工食品の『栄養成分表示』が義務付けられます

2020年4月に新しい食品表示制度である「食品表示法」が完全施行されます。その際に、施行前は任意であった栄養成分表示が原則として義務付けられることになります。新しい表示への移行をスムーズに行えるよう、今のうちに栄養成分分析を行うことをおすすめします。
(栄養成分表示が義務化されるのは、容器包装された加工食品です。)

 

 

2.加工食品の栄養成分表示のポイント

 
画像
 

熱量たんぱく質脂質炭水化物、ナトリウム(「食塩相当量」で表示)の5成分の表示が必要となります。(義務表示)

※義務表示5項目以外にも、飽和脂肪酸、n-3系脂肪酸、n-6系脂肪酸、コレステロール、食物繊維、糖質、糖類、ミネラル、ミネラル類、ビタミン類を表示することが可能です。

 

 

3.栄養成分分析のご依頼を受け付けています

■検査料金と検査内容について
【料  金】 10,000円 (消費税別途)
【検査内容】

検査項目

備考

熱量(エネルギー)

熱量(エネルギー) = (蛋白質+炭水化物)×4+脂質×9

水分

常圧加熱乾燥法

たんぱく質

ケルダール分解法

脂質

酸分解法

炭水化物

炭水化物 = 100-(水分+蛋白質+脂質+灰分)

灰分

直接灰化法

食塩相当量

食塩相当量 = ナトリウム×2.54/1000

ナトリウム

原子吸光光度法

※糖質、食物繊維、その他は、別途お見積りいたします。
※納期、検体送付先など詳細については、別途ご案内いたします。

 

当研究所では提携外部機関にて、表示が義務付けられている熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量をはじめ、加工食品の各種成分含有量の測定を実施しています。
試験の受付は当研究所にて対応していますので、お気軽に電話やメールでご相談ください。