消費科学研究所
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合成樹脂加工品 -5- 臭気及び味

機能性評価

2021年11月2日

合成樹脂加工品の5回目は「臭気及び味」の確認試験を紹介します。

 

弁当箱などのプラスチック製の容器やその蓋に、素材由来の臭いや味がないかどうかを確認する試験です。

 

【試験方法】
容器と蓋を十分に洗浄した後、沸騰水を入れて蓋をし、5分後に5名の人が蓋をあけた瞬間の容器と蓋の臭いを確認します。
臭いの確認を終えた後、蓋をして中身が室温になったら同様に5名が味を確認します。

画像

 

 

【評価方法・基準】
5名中3名以上が臭気及び味を感じない場合、「臭気及び味がない」と判断します。

 

関連規格:JIS S 2029 プラスチック製食器類

 

【用途】
プラスチック製食器類の品質確認