消費科学研究所
BLOG

合成樹脂加工品 -6ー 耐熱水性

機能性評価

2021年12月2日

合成樹脂加工品の6回目は「耐熱水性」の確認試験を紹介します。

 

プラスチック製容器や合成漆器などの塗装や絵付けが、熱による影響を受けにくいものかどうかを確認する試験です。

 

【試験方法】
80℃に調整した水槽の中に試験品を2時間浸漬して取り出し、室温で30分放置した後、塗膜や絵付け部分の状態を確認します。

 

画像
↑プラスチック製容器や合成漆器の例

 

画像
↑80℃の湯に浸漬されている試験品

 

【評価方法・基準】
浮きや剥げなどの異常がないことを確認します。

 

関連規格:JIS S 2029 プラスチック製食器類

 

【用途】
プラスチック製食器類の品質確認