ヒールの取付強さ試験は、婦人靴のヒールが靴本体から外れる際の強さを測定します。ヒールが高い婦人靴は、ヒールが外れると転倒するなど大きな怪我につながるおそれがあるため、容易にヒールが外れないかどうかを試験します。
ヒール取付強度:ISO 22650「履物 -靴の試験法- ヒール取付強さ」
※N(ニュートン):国際単位系における力の単位で、1kgf=約9.8Nまたは 1N=約0.1kgfです。
200N荷重時の変形量、400N荷重除去後の変形量、ヒールが外れる際の荷重を測定し、試験時の挙動も含め、ヒールの外れ易さについて総合的に判断します。