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研究所員Mのつぶやき -調理現場の衛生検査員の日常-

2019/06/07

今回は、調理現場の衛生点検を担当し始めた新米検査員Mによる、検査員ならではの「職業病」に関するつぶやきをお届けします!

 

私たち消費科学研究所、略して「消科研」の衛生検査員は、お客様から衛生点検のご依頼をいただくと、調理現場に伺って異物混入の原因となる可能性がある箇所がないか、清掃が不足している箇所がないか、冷蔵庫の温度記録等の管理表が正しく運用されているかなど、衛生管理上大切なポイントに問題がないか確認をしています。

 

調理場の規模にもよりますが、10分から20分程度の限られた時間内で情報を収集し、問題点に気づいた場合は、改善の手助けになるアドバイスができるように心がけて日々、衛生点検を行っています。
 
その結果なのか、消科研の検査員たちは、私生活においても飲食店で厨房内が見える位置に座っていたり、実演販売を見かけたりすると、無意識に厨房内の観察を始めるようになる傾向があります。
 
先輩検査員たちに聞くと皆、調理者の手元を見ながら、「どれくらいの頻度で手洗いしてるのかな」とか、料理を出してもらうのを待ちながら、「あそこの湯きり網、針金がほつれてきているから、異物混入防止のために交換したほうがいいですよってアドバイスしたい」とか、つい考えちゃうと言っています。これが、社内で最も経験豊富な検査員ともなると、飲食店に入った瞬間、「におい」で衛生状況がある程度把握できるらしいです!
 
このような行動は、私たち消科研の検査員特有の「職業病」ではないでしょうか?
 
多くの検査員に、飲食店に入ると店内のにおいを嗅ぐ、メニューを見るより先に厨房内を観察する、調理者の服装や手先を観察するといった症状が見られ、私も検査員として衛生点検に行くようになってから、今までは気になることが無かった飲食店内のにおいや、天井・壁の埃が気になることがあり、「職業病」にかかったなと感じます。ただ、先輩検査員から飲み会の席で、「G臭(ゴキブリが棲みついている場所特有のにおいを社内ではこう呼んでいます)が分からないうちは、まだまだだね」と言われ、職業病としてはまだ軽度だと知りました。
 
こんな話を聞くと、消科研の検査員は“変人”だと思われるかもしれません。しかしながら、消科研の全ての検査員が、調理現場で働く皆様に寄り添い、衛生環境のレベルアップの手助けをしたいと強く望んでいます。
 
そのためにも、私たちは衛生管理について更に勉強し、いつでも情報提供ができるように集団食中毒や異物混入事故が起こっていないか情報を集めるとともに、「職業病」を大切に、今後も研鑽を積んでまいります。
 
消科研の検査員による衛生点検に興味が湧きましたら、ぜひご連絡下さい!

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