消費科学研究所
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カビ(チョコレート編)~クレーム試験その8~

食品

2022年11月29日

みなさんも1度はカビの生えた食品を目にしたことがあるのではないでしょうか?

今回は、“チョコレートに生えたカビ”の事例をご紹介します。

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こちらは冷蔵保管の商品を常温に置いていたためにチョコレート全体にカビが生えたようです。(写真①、②)

なんと、チョコレートの容器にまでカビが生えました!

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①容器までカビの生えたチョコレート
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②チョコレートに生えたカビ(拡大)

つづいてこちらはチョコレートのコーティングの内部にカビが生えています。(写真③、④)

写真④の例では、チョコレートと中身部分に隙間があり、カビが生えたものと考えられます。

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③コーティング内部にカビが生えたチョコレート
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④コーティングの内部(すき間)にカビが生えたチョコレート

カビについては、顕微鏡による観察および培養試験によりカビの種類を確認します。

流通量が増えるバレンタインの時期などは、特にこのようなカビのお申出が毎年寄せられます。

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消費科学研究所では、カビの検査などをはじめとした食品関連のご相談(コンサルティング業務)が可能です。
まずは、お気軽にお問い合わせください。