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暑い夏こそ要注意!!腸炎ビブリオ食中毒について知ろう!

食品

2026年8月6日

皆さんは「腸炎ビブリオ」という食中毒菌をご存知ですか?

一度は耳にしたことがある方も多いと思います。

腸炎ビブリオは、1950年大阪府で発生した、「シラス食中毒事件」で初めて発見された食中毒の原因細菌です。発見されてから、過去には食中毒事例も上位にありましたが、近年では事件数・患者数ともに減少傾向です。しかし、昨年8月北海道で弁当を食べた144名が食中毒の症状を訴え、その原因は腸炎ビブリオによるものと断定された集団食中毒事件が起きており、油断できない食中毒菌の1つです。

是非、この機会に腸炎ビブリオについて知り、この夏に対策を行いましょう!

■ 腸炎ビブリオってどんな菌?

  • 生育に3%程度の塩分を必要とし、海水や海泥に存在して魚介類に付着します。

  • 主に刺身、寿司などの生食用魚介類や、魚介類を扱った手指や調理器具などにより二次汚染された食品を人間が食べることで食中毒を引き起こします。

    原因食品を食べてから、6~24時間で食中毒症状が現れます。

  • 主に下痢症ですが、他にも、腹痛、頭痛、嘔吐、発熱などの急性胃腸炎症状を引き起こします。

    発症後は、通常2~3日間で回復しますが、稀に高齢者が脱水症状によって重症化する恐れがあります。

  • 腸炎ビブリオは生育には塩分が必要なので、真水(水道水)で洗うとすぐに死滅し、熱にも弱いという特徴があります。

    増殖の速度は極めて速く、最適条件下(塩分濃度3%、温度25℃程度)では8~10分に1回分裂し、 他の食中毒菌と比べると約2倍のスピードで増殖します。

    海水温が20℃以上で活発に生育するため、日本では夏場に食中毒が増えやすくなると考えられています。

■ 腸炎ビブリオを防ぐには?

●つけない

魚介類は真水(水道水)でよく洗い、菌を除去しましょう!

生の魚介類を扱う場合は専用のまな板・包丁を使い、また加熱後の食材に菌をつけないよう、作業する区画を分けて二次汚染を防ぎましょう!

●増やさない

腸炎ビブリオの特徴として、菌の増殖のしやすさが挙げられます。

低温(4℃以下)では大きく増殖することはありませんが、室温(25℃程度)になると、菌が増殖しやすくなります。

食材の常温放置はせずに、低温で保管しましょう!

●やっつける

腸炎ビブリオは熱に弱いため、焼き魚や煮魚等の加熱して食べる食材は75℃で1分以上の加熱を中心まで、しっかり行いましょう。

加熱した後は、菌をつけないように取扱いにも十分注意しましょう!

弊社では腸炎ビブリオやその他の食中毒菌にも対応した様々な試験を実施しています。

お困りごとやご相談があればぜひお気軽にお問い合わせください。