消費科学研究所
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Kids Duo International青葉台で特別イベントを実施しました!

食品

2023年3月24日

2023年2月11日(土)に、横浜市にあるKids Duo International青葉台にて、同じJ.フロントリテイリンググループの会社同士でコラボレーションして、

サイエンスラボ特別イベント
「未来の地球が危ない!? 自分たちの手で‘’と‘資源’を守ろうプロジェクト」

を実施しました。

当日は、年長クラス(保護者同伴)30組様にご参加いただき、‘’と‘資源’をテーマとしたレクチャーと実験を行いました。

その模様の一部をご紹介いたします。

<=Daimaru Matsuzakaya Kids Duo International 青葉台の紹介=>

キッズデュオ インターナショナル(KDI)は、英語・知育・運動を軸にした「生きた知識の習得」と社会性・コミュニケーション能力といった「ライフスキルの習得」により、将来を築く土台を育てるバイリンガル幼児園です。

バイリンガル教育・知能教育・運動指導・職業体験を軸とした、今までにないまったく新しい教育カリキュラムのもと、未来の目標を達成したり将来の夢を叶えるための力「自分力」を、ひと回りもふた回りも大きく育むことを大切にしています。

に関する学び

「今日、朝起きてから、ここへ来るまでにみんなは水を使いましたか?」と先生から聞かれると、子ども達は元気いっぱいに、「お茶を飲んだ」「手を洗った」「トイレに行って使った」と答えてくれました。

しかし、「世界には、きれいな水を飲めない人がいます」「家に水道がない人がいます」と先生が話をすると、ちょっと驚いた様子でした。

では、どうすればよいのか?
解決策の一つとして、簡易的なろ過装置を使い、水をきれいにする技術があることを紹介しました。

次に、「水を掴んでみよう」という実験をしました。
使用したのは、食品添加物の「アルギン酸ナトリウム」と「乳酸カルシウム」。

2つを混ぜると化学反応によってゼリー状に固まり、水を手でつかめるようになります!

「私たちが魔法をかけた水だから固まるよ」と言うと、子どもたちは半信半疑でしたが、様々な形に固まっていく様子に夢中になってくれました。

ぷるぷるとした不思議な感触に戸惑いながらも、実験を楽しんでくれた様子でした。

資源 に関する学び

「これから資源の中でも、木について考えます。木を使うと何ができるかな?」と先生が質問をすると、「机」「家の柵」「紙」「トイレットペーパー」など、子ども達は積極的に発言をしていました。

「木はとても便利だね。でも使いすぎると、木が減ってしまって困ってしまうよ。

みんなができる木を大切にする取り組みって何?」子ども達は熱心に考えます。
そして、「Reduce(リデュース)」「Reuse(リユース)」「Recycle(リサイクル)」の言葉を確認しました。

リサイクルを体験してもらうために、牛乳パックから紙作りをしました。
牛乳パックを細かく切って水に溶かし、簡易の紙すき道具で集めると、きれいな紙に生まれ変わります。

出来上がった紙には飾りつけをして、みんなが素敵な紙を作ってくれました。

資源に関するもう一つの学びとして、使い終わった資源の処理の問題を取り上げました。

川や海に人が暮らしを便利にするために作ったものがたくさん落ちていて、生き物がそれを食べて死んでしまうことがあります。

それを防ぐためには、環境にやさしい素材を使うこと!

今回は、牛乳からプラスチック作りをしました。

牛乳とレモン果汁を混ぜ合わせると、牛乳の成分(カゼイン)が固まります。

これを集めると、プラスチックのように、好きな形のものを作ることができます。
今回は、クッキーの型を使い、動物や星形など様々な形の飾りを作りました。

― サイエンスラボ 特別イベントを通して ―

私たち消費科学研究所は、百貨店業界を中心に小売企業、食品事業者、消費財メーカーなど幅広い分野の品質管理・衛生管理を行っている会社です。

近年はSDGsが大きく取り上げられており、品質管理の分野でも持続可能な社会の実現のための取り組みを増進できるよう模索しています。

そんな中、Kids Duo International青葉台様でのイベントは、未来を担う子ども達へ向けた教育活動において、弊社の強みを生かして貢献できるとても貴重な場となりました。

また、子ども達の純粋な反応や、積極的に取り組む姿勢を見て、そして、新しいことを知ることの楽しさ触れることで、初心を思い出すきっかけとなりました。

当日イベントで講師を担当しましたメンバー一同、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。